韓国について


食事とマナー
食事 まずはどこで、何を食べるか、ということになると思います。一人何十万ウォンもかかる高級料亭から、ホテルのレストラン、街の食堂まで数多くあります。
で、やはりおすすめは一般の街の食堂です。座敷だけの店や、テーブル席だけの店など様々ですが、値段も比較的安く豊富なメニューが揃っています。ソロン湯やカルビ湯、冷麺などは5000ウォン程度で食べられます。大抵はガラス窓や入口の扉にメニューが書かれており、また○○専門などと(ハングルで)書かれていることが多いので、それらを参考に選ぶと間違いがないと思います。また○○専門と書かれていても、大抵の店で焼肉(カルビをはじめ多種多様)や冷麺などはできるようです。
マナー 食事のマナーについては、あまり難しく考えなくてもいいと思います。韓国では儒教の精神から、年長者が箸をつけてから食べ始めるということが重要です。日本と違う点は、食器(特に飯椀)は手に持たない、ご飯にスープをかけない、などがあります。しかし、韓国では金属の食器が多いので、食器は熱くて持てないし、盛り切りご飯にスープをかけたらこぼれてしまいます。
基本的に日本のマナーと同じです。他人に不快な思いをさせないように、食事を楽しむことが重要です。
辛い物が
苦手な方へ
韓国へ行ってみたいが、どうしても辛い物は苦手だという方がいると思います。しかし、心配には及びません。韓国料理というと、どうしても唐辛子をたっぷり使った、辛い(真っ赤な?)料理というイメージがあります。韓国料理には、辛くない、おいしい料理はたくさんあります。例えば、参鶏湯、ソロン湯などの湯類、タッカルビを除く焼肉全般は辛くはありません。逆に言えば、チゲ類、チョンゴル類は辛い料理です。また、付け合わせのキムチも、白菜のキムチ(ペチュキムチなど)は辛いですが、大根キムチのカクトゥギ、キュウリキムチのオイソパギなどは辛さが控えめです。水キムチ(ムルキムチ)のトンチミはまったく辛くないキムチです。矛盾しますが、ペチュキムチの辛いだけではない、おいしさも味わってみてください。
辛い物が
得意な方へ
私からは、何も言うことはありません。様々な韓国料理を堪能してきてください。
しかし、青唐辛子が付け合わせに出されることがあります。時々辛いものに当たりますから、くれぐれも調子に乗って食べないようにしてください。周りの人たちが平気で食べていても、半端な辛さではありません。口の中が、火事になること間違いなしです。

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