韓国日記(その3)

2003年1月9日(第4日目)

820番のバスで大田駅に向かう。駅近辺で朝食と思っているが、開いている店がない。仕方がないので、駅前のコンビニでパンを買う。釜山・東莱温泉へ行くため、亀浦駅までの切符を買う。ムグンファ号が安いといっても11500ウォン支払う。(距離は260キロ、3時間かかりますが)

車内は相変わらず混んでいる。既に立ち席も出ている。いつも思うことだが、平日の昼中に、長距離の列車がどうして混雑するのだろう。昨日の長項線みたいなローカル線でもよく混んでいる。ビジネスマン風の姿は少なく、子どもを連れた若いお母さんや、普通のおばさん達が多い。

車内での3時間を、居眠りしながら過ごす。1時少し過ぎに、亀浦駅に到着する。駅前に出て、食堂で昼食にする。テジクッパ(5000ウォン)を注文する。駅に戻り、地下鉄駅への連絡通路がないか探す。駅舎左手に跨線橋が見える。それを渡り、線路沿いを進む。亀浦駅への案内は出ているが、地下鉄駅への案内は出ていない。広い通りに出る。先の方に、地下鉄のサインポールが見える。亀明駅と出ている。国鉄の亀浦駅と連絡していないので、駅名が違えてあるのだろう。大田と比べると、釜山は暖かい。温陽でちょうど良かったダウンジャケットが、ここ釜山では暑いくらいだ。大して歩いていないのに、背中が汗ばんでいる。2000年の時には西面からしか開通していなかった2号線が、海雲台の先まで開通している。亀浦方面も梁山市まで計画があるらしい。明日にでも海雲台の偵察に行ってみようと思う。西面で乗り換えて、温泉場駅で下車する。温泉街に「ホテル農心」が一際高くそびえている。今回も虚心庁近くで宿を探す。部屋を見せて貰い、2泊分5万ウォン払う。ベッドに電気毛布が入れてあるらしく、使い方を説明してくれる。

荷物を置いて、温泉街の散策に出かける。東莱観光ホテルが建て替わっているので、見に行く。8階建てくらいの立派なホテルになった。玄関にはドアマンもいる。昔の趣のあるホテルではなくなり、一際明るく見える。玄関から入り、フロントに置いてあるパンフレットを貰って、裏玄関から出る。ちょっとおなかがすいたので、ジャージャー麺(2500ウォン)を食べる。市場を覗いたりして旅館に戻る。貰ってきたパンフレットを見る。虚心庁の写真が出ている。噂には聞いていたが、広い。明日ゆっくり行ってみようと思う。

夕食がてら、釜山大前へ出かける。CDショップに立ち寄り、学生街をぶらぶら歩く。歩きながら、夕食を何にしようか考える。焼き肉屋が多く、テジカルビ2000ウォン、サムギョッサル1500ウォンと出ている。一人で焼肉を2人前食べる元気はないので、結局クッパの店に入る。テジクッパ(3000ウォン)を食べる。お昼にも食べたような気がするが、そこはまぁまぁケンチャナヨ。



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