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韓国日記(その5)

2005年8月19日(第8日目)

荷物をまとめて、釜山へ移動の準備をする。ソウル〜釜山の移動に鉄道や飛行機は利用したことがあるが、バスは一度も利用したことがない。今回はバスで釜山へ移動してみようと思っている。
地下鉄に乗って高速ターミナルへ向かう。地下鉄を降りればすぐ目の前が高速ターミナルだ。内陸高速道路の開通で、ソウル〜釜山間の運賃を値下げしたと大きな横断幕が出ている。韓国の高速バスは、完全距離制運賃なので、距離が短くなれば当然値下げされるわけだ。毎年のように値上げされる中、値下げされるのは利用者にとって大歓迎だ。おまけに所要時間もわずかながら短縮されたらしい。早速チケットを購入する。運賃はというと19300ウォン、鉄道の半額以下である。発車まで間があるので、ターミナル内の食堂でマッククスを食べる。
10時ちょうど発のバスに乗り釜山に向けて出発する。しばらくの間はソウルの渋滞の中を走るが、高速道路に乗ってしまえば快調に走る。できたての内陸高速道路にはいり、さらに快調に走る。2時間ほど走ってトイレ休憩のためサービスエリアに立ち寄る。真新しい売店を覗いて、ミネラルウォーターを買ってバスに戻る。適度な振動のなか、うたた寝を繰り返すうちにいつの間にかバスは京釜高速道路を走っている。所々舗装が荒れている。拡幅工事が完成すれば、舗装も含めてきれいになるだろう。慶州、蔚山を過ぎれば、釜山まであとわずかだ。高速道路を降りて、釜山市内へ入る。終点のバスターミナルまで行かずに、地下鉄斗実駅で下車する。5時間ちょっとで到着した。
ここから地下鉄に乗って東莱温泉へ出る。さて、今夜はどこに泊まろうか。初日はホテルに泊まったので、今夜は虚心庁のすぐ近くにある「木花荘」という旅館に泊まってみる。2泊分、6万ウォンを払って通された部屋は、広すぎることもなく、狭くもなく、適度な広さの部屋だ。

部屋で一休みしてから、夕食かたがた街歩きに出かける。特に欲しいものはないが、買い物のおばちゃん達で賑わう温泉市場へ行ってみる。この時期の果物はやはりスイカだが、買っても一人では手に負えないのでパスする。バス通りから少し入ったところに参鶏湯屋を発見する。今回の旅行ではまだ食べていないので、今夜の夕食は参鶏湯に決定!。店はまだ新しく最近開店(改装?)したばかりのようだ。先客が何人かいるので、まあまあはやっているようだ。熱々が運ばれてくる。味の違いはわからない。平飼いの鶏なら違いがあるだろうか。烏骨鶏の参鶏湯もあるらしいので、機会があれば食べてみたいと思う。帰りにコンビニへ寄って、飲み物を買って帰る。



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2009-1-13 作成
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