韓国日記(その5)
2005年8月20日(第9日目)
今日は朝から雨が降っている。部屋でくさっていても仕方がないので、傘を差して明倫洞のロッテデパートへ土産物を買いに行く。もう開店していると思って出てきたが、まだ開いていなかった。もっと遅く出てくれば良かった。地元のおばちゃん達と一緒に開店を待って店内へ。しかし店が小さいのか、食品の品揃えが少なくお目当てのものが見つからない。何軒かコンビニを覗いてみれば見つかるだろうと諦めて、竹塩歯磨きを買って帰る。
旅館の近くで昼食を済ませて、コンビニへ寄ってみる。探していたものが置いてあるじゃない。わざわざデパートまで行かなくても、すぐ近くで売っていた。ロッテの「人参ガム」を10個買う。一番韓国らしいお土産として、安くてかさばらないので重宝している。10個買っても300円なのだから。
雨も上がったので買ったものを部屋に置いて、釜山大学前へ行く。まずはCDショップを覗いてみる。邦楽も解禁になったので、色々と売られている。価格は当然韓国の相場なので、日本の2/3くらいの値段で買える。洋楽も輸入盤と同じくらいの値段で買える。だから最近はどうしても欲しい作品は日本値段でも購入するが、そうでないものは韓国で調達している。何枚かのCDを調達して、次は本屋へ行く。欲しいものはないので、日本の旅行ガイドを立ち読みする。自分の住む地域の、どこがどのように紹介されているのかはやはり気になる。学生街をぶらぶらして(と言っても若者向けの服屋と居酒屋が多いが)東莱へ戻る。
小腹が空いたので、粉食屋で「チャムポン」を食べてみる。日本のチャンポンほど具だくさんではないが、野菜とイカやアサリが入っている。「辛ラーメン」がベース(多分)なのでとにかく辛い。付け合わせのカクトゥギがタクアンくらいにしか感じられない。
夕食も軽くではあるが済ませたし、韓国最後の夜でもあるので、今夜はお風呂に行こうと思う。部屋に戻って、着替えを持って「鹿泉湯」へ行く。虚心庁は何度か行ったことがあるが、鹿泉湯は行ったことがない。入浴料4000ウォンを払って浴室へ。規模は虚心庁ほど大きくはないが、よくある大衆浴場の大きさだ。ここのウリは、「ゲルマニュウム黄土サウナ」のようだ。ただの黄土サウナなら虚心庁にもあるが、ここはゲルマニュウムがついている。ゲルマニュウムにどういう効能があるのかよく知らないが、しっかり汗をかいて帰る。
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2009-1-13 作成
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